ソフトウェア納品で納期が遅れた時のリカバリプラン

ソフトウェア納品で納期が遅れた時のリカバリプラン

納期が差し迫って、進捗状況が遅れ気味になれば、どこかで、どうにかしてリカバリしないといけないです。納期は基本的には延期はありません。(プロジェクトによるけど)

私なら、まずファストトラッキングをします。

ファストトラッキングとは、「後続アクティビティを先行アクティビティと並行して実行することでスケジュールを短縮する方法」です。

わかりやすく言えば要件定義や基本設計しながら見切り発車で製造するようなもんですね。これ私が良くやる方法です。

クラッシングというのは、「コストとスケジュールのトレードオフを分析し、最少の追加コストで最大の期間短縮を得る方法」だそうです。コストとスケジュールがトレードオフの関係にあるのはPLならだれでもわかると思います。

最小の追加コストってのは要するにプロジェクトメンバーを増員してスケジュールを短縮する代わりに増員したメンバー分コストかかってしまうよ、ってことで、これはPMとか予算を握っている人しかできない手法と個人的には理解しています。なので、PLには無理な手法だと思います。

せいぜいPLにできるクラッシングは、増員の代わりに現存メンバーに残業を要求することくらいな気がします。

思うところ、納期が遅れれば、だれでも考えつくようなことがこの2案であり、「技法」っていうほどのものではありません。あくまでこの言葉くらい知っておくとお客様に対して説得力が出る?程度かと思います。

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