スマートメーターを導入している不動産物件の電気代問題

スマートメーターを導入している不動産物件の電気代問題

電力自由化以降、入居者が知らず知らずのうちにスマートメーターに変更する工事をしているケースがあります。

入居者が電力会社を選べるようになったため、メーターをスマートメーターに勝手に変更できるのです。

スマートメーターのメリット

  • 検針が不要
  • リアルタイムで電気使用量が見える
  • 開栓と閉栓がすぐに可能
  • アンペア数が遠隔で変更できる

電力会社からすればメリットなのですが、大家側からすると通電自体を止められることはかなりデメリットになります。

大家側からみたデメリット

スマートメーター導入済みの不動産物件は、入居者が閉栓した翌日に通電が止まります。電力会社から遠隔操作する事が可能なので通電自体を即日止めることが可能となり、ブレーカーを上げようが一切電気がつきません。

ですので、今まで空室期間の間、内覧などの際はブレーカーを上げたら電気がつくのが通常でしたが、スマートメーター導入済み不動産に関しては、空室時は大家側がきちんと電気代を負担する必要が出てきます。懐中電灯で案内する不動産業者はさすがにいないでしょう。

遠隔操作の危険性

ライフラインである電気が遠隔で止められることができるという事は、一見便利そうですが危険な事でもあります。

電力需給がひっ迫している状況になると遠隔で勝手に止めることができてしまいます。東京電力はスマートリモコンなるものですが以下URLにあるような実証実験をしています。

勝手にエアコン止められたらたまったもんじゃないです。

節電の時間になるとエアコンが自動停止 東京ガスの実証実験
東京ガスは、電力需給がひっ迫する時間帯になるとリモート操作で利用者宅のエアコン設定温度を変更したり、運転を停止したりする実証実験を行う。

電気使用状況データが送信される危険性

電気の使用状況が30分単位で送信されていますから、家にいるのかいないのかなど、おおよそ把握することができます。勝手に見守り機能を付けられているような状況ですし、このデータが絶対悪用されないというなどという、絶対はありません。

大家業には基本料金0円の電気プランがお勧め

スマートメーターは2024年に100%普及を目指していますから、大家側の電気代負担は免れることができそうにありません。

ですので基本料金が0円で従量課金のプランがお勧めです。Looop(ループ)でんきのおうちプランは基本料金が0円のプランとなっています。解約金もありません。


ハウスクリーニングや内覧があった際の微々たる電気代の為に基本料金を支払うのはもったいないので、大家業をされている方にはLooop(ループ)の基本料金0円プランがお勧めだと思います。

弊社は「Looop(ループ)でんきのおうちプラン」を使用しています。

※動力プランは基本料金がかかりますのでご注意ください

※2022/10/17時点、新規申し込み受付停止のようです

0円電気

基本料金がタダの0円電気というのがあります。しかしこのサービスは1年未満の場合は違約金として\3,000円がかかってしまいます。

0円でんき 東京電力エリア
0円でんきの公式ホームページです。0円でんきの料金プラン、お申し込み方法などをご紹介いたします。

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