信用保証協会付き融資後に社長に転貸する(貸付)と今後信用保証協会を利用できなくなる恐れあり

信用保証協会付き融資後に社長に転貸する(貸付)と今後信用保証協会を利用できなくなる恐れあり

プロパー融資ではなく信用保証協会付き融資後に社長に転貸(社長個人の何かを買うなど)したりすると資金使途が事業資金と違うということで、今後信用保証協会を一切利用できなくなる恐れがあります。

知り合いの会社さんで、融資してもらった後にFXなどにつぎ込んだ結果、貸した金を一括返済を迫られていました。もちろん一括返済することなんて出来ないので最終的には話し合いになったと思いますが、転貸したり事業資金以外の事にお金を使うのはそれほどイケナイこととなります。

回避策

決算書に貸付金や立替金が載らなければ良いわけです。保険商品でよい商品があるそうなのでこの手の事案はまず税理士に相談するべきです。

その他やってよいかどうかは別として見せ金を用意して一旦貸付金を0円にすることができます。(自己判断でお願いします)

資本金が潤沢にある場合は一旦減資し、その金額で貸付金を相殺し、0円にしてしまえば解決することができます。(但し減資の手続きは3~4か月かかると考えておきましょう)

他にも色々手法はあるかもしれませんが私が思いつくのはこれくらいです。

信用保証協会を利用できなくなると会社にとって非常に痛手ですので、間違っても転貸、投資有価証券につぎ込むのは辞めたほうが良いです。

用語

転貸借

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