npm install -gオプションを使用せずにnpm scriptsを使用する

npm install -gオプションを使用せずにnpm scriptsを使用する

npm i -gすると、package.jsonの管理外になってしまいます。例えば

npm i -g typescript

とすると、tscコマンドがいきなり使えるので便利といえば便利ですが、-gオプションを使いたくない人は多いと思います。

で、以下のようにtscコマンドを使ったりするかと思います。

.\node_modules\.bin\tsc a1.ts --lib "es6"

これはこれで長くなるのでこれもちょっと面倒だったりします。

で、package.jsonのnpm scriptsを利用します。

"scripts": {
  "tsc": "tsc"
}

package.jsonでは、実は.\node_modules\.bin\がそのまま使えます。

で、tscコマンドを使うときは

npm run tsc

とします。ただこれでは実際にトランスパイルしたいファイルを指定できません。

npm scriptsコマンドでは、--を使うことにより引数を渡すことができます。

npm run tsc --'a1.ts --lib es6'

--でそのあとの引数を全てシングルクォーテーションで囲むことにより、丸っと引数を渡してあげることができます。

これでa1.tsがトランスパイルされ、a1.jsが生成されることが確認できると思います。

tscコマンドの使い方

npm scriptsに環境変数を渡す

Windows環境でnpm scriptsコマンドに環境変数を渡す方法です。

setコマンドと&&でコマンドを連結すれば良です。

"test": "set NODE_DEBUG=INFO && set http_proxy=http://proxy.confrage.co.jp:8080/ && nyc mocha --recursive --timeout 10000"

これで、nyc mochaコマンド実行時にNODE_DEBUGとhttp_proxy環境変数に値をセットして実行することが出来ます。

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