AWSのEC2からRDS(MySQL)に接続する
AWSのEC2上にRDB(MySQL)をインストールすることもできますが、EC2からRDS(MySQL)に接続することができます。
EC2の作成方法は「AWS EC2でWebサーバを起動する」を参照下さい。
セキュリティグループのインバウンドを変更する
EC2からRDS(MySQL)に接続するには、EC2のセキュリティグループを変更する必要があります。
MySQLの3306ポートを解放します。ソースにはセキュリティグループのグループIDを指定します。
DBサブネットグループを作成する
RDS(MySQL)を作成するにあたり、まずDBサブネットグループを作成します。
AWS RDSのDBサブネットグループを作成するには、VPC構成も考慮されている必要があります。EC2と同じサブネットにしないといけないと思います。(多分)
- VPCにサブネットが2つ以上必要
- 最低でも2つのサブネットのAZが異なっていること
これで「作成」をクリックします。
RDS(MySQL)を作成する
DBサブネットグループを作成してから、RDS(MySQL)を作成します。
「次へ」をクリックします。
あとは変更せずに「DBインスタンスの作成」をクリックします。
※セキュリティグループは3306ポートが解放されているセキュリティグループを選択します
RDS(MySQL)作成は10分ほどかかります。「利用可能」となればOKです。
EC2からRDSに接続できるか確認する
EC2にmysqlコマンドがインストールされていない場合は、インストールします。
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[ec2-user@ip-10-20-0-81 ~]$ sudo yum -y install mysql |
次にRDS(MySQL)に接続してみます。
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mysql -h RDSのエンドポイント -P ポート番号 -u ユーザ名 -p データベース名 |
RDSのエンドポイントからIPアドレスを調べることができますが、このIPアドレスは変更される可能性があるため、必ずRDSのエンドポイントを指定します。
RDSのエンドポイントなどの情報は、RDSのコンソールで調べることができます。
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Enter password: |
passwordを入力するように促されるので、RDS作成時のパスワードを入力します。
コンソールが以下のようになれば接続完了です。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 |
Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g. Your MySQL connection id is 20 Server version: 5.6.39-log MySQL Community Server (GPL) Copyright (c) 2000, 2018, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its affiliates. Other names may be trademarks of their respective owners. Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement. mysql> |