プロジェクトリーダーの役割

プロジェクトリーダーの役割

プロジェクトリーダーってなんなんですかね?ということで自分でプロジェクトリーダーをした経験をつらつらと書いていこうと思います。

勿論最初からプロジェクトリーダーだったわけではなく、キャリアとしてはテスター→プログラマー→システムエンジニアと進んできました。

参考にした本なども文章の最後に紹介しています。

プロジェクトとは

プロジェクトとは始まりと終わりがある、要するに期限がある、かつ、1回きりのお仕事です。

確認事項はエクセルで管理する

プロジェクトを進めていくと、決まっていないことだらけなのでそれをメモするためにエクセルなどでQA課題管理表のようなものを作成すべきです。

例えば、ログの出力方法はどうするか。infoなのかdebugなのか、メソッドの開始終了でログを出力するのか、など色々わからないことや取決めしたい事がが次々と出てきます。

このQA課題管理表は朝会などを開いて、プロジェクトリーダーがメンバーに毎日チェックすることによって、効率よくプロジェクトを進めていくことができます。課題が減っていくにしたがって朝会の頻度を減らしていくなども考慮します。

QA課題管理表のテンプレートです。

トレードオフ

プロジェクトの制約条件として、時間とリソース(エンジニア)と品質があると思います。

クオリティを求めるなら、時間とリソースが増えます。

時間(期限)が明確に決まっていてリソースが固定の場合、クオリティを下げざると得ないです。

プロジェクトリーダーはこの関係を理解しないといけないですし、プライオリティを付けておくべきです。

技術的サポート

プロジェクトリーダーはSEやPGが困った時にフォローもしてあげないといけません。(と思う)

コーディング作法や設計指針、こういう時はどうしたらいいか?と言われた時に方向性を示してあげられないといけないです。単に進捗管理していれば良いというようなPLは最低レベルのPLだと思います。

エンジニアのレベルは無関係

プロジェクトメンバーは基本的には寄せ集めであるため、優秀なエンジニアもいれば普通のエンジニアもあまり出来ないエンジニアもいます。

プロジェクトリーダーの役割は与えられたコマで如何に進捗を管理しつつコマを動かすかだと思います。

優秀なエンジニアを集めることがプロジェクトリーダーの役割ではありません。

コミュニケーションが大事

PLでコミュニケーションをとらないPLがいますが、必ず朝会や進捗報告の打ち合わせはするべきです。密にコミュニケーションを取っても細かい部分で仕様を履き違えるのに、コミュニケーションに重きを置かないプロジェクトは基本うまくいかないと思います。

モチベーション管理もPLの仕事

各メンバーのモチベーションを管理するのもPLの仕事です。

なので、PLは人の上に立つべき人格者でなければいけません。商流が上という理由だけでPLをやっているSierなどのPLは残念な人が多いです。

人は人についていくものなので、部下がいない人(人を動かすことが出来ない人)に人はついていくわけないのです。部下のモチベーションをあげるのは上司の責任です。部下は優秀なエンジニアである必要はなく、モチベーションがある方が好ましいです。各メンバーのモチベーションこそがプロジェクトの成功に繋がると思います。

参考書

https://www.amazon.co.jp/%E5%9B%B3%E8%A7%A3%E3%81%A8%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%81%A7%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%89%E6%9C%80%E5%88%9D%E3%81%AB%E8%AA%AD%E3%82%80-%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%92%E6%88%90%E5%8A%9F%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E6%8A%80%E8%A1%93-%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%93%E3%82%B8PRO-%E8%8A%9D%E6%9C%AC-%E7%A7%80%E5%BE%B3/dp/4799313975/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1474163845&sr=8-1&keywords=%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC

コメント

株式会社CONFRAGE ITソリューション事業部をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む

タイトルとURLをコピーしました