Java7のObjectsクラスの使い方
Java7からObjectsクラスが追加されました。
このクラスはとても便利なメソッドを用意しています。
Objects.toString()
Objects.toString()メソッドはヌルポインターエクセプションを防いでくれます。
Integer i = null; i.toString(); // ヌルポインターエクセプション
これをObjects.toString()を使用すると以下のようになります。
Integer i = null; Objects.toString(i); // → null
これは、引数がnullでない場合、toString()の結果を返し、nullならnullを返す挙動の為です。
また、第二引数を指定することもでき、以下のように記述します。
Integer i = null; Objects.toString(i, "0");
第一引数がnullでない場合、toString()の結果を返し、nullなら第二引数の値を返してくれます。
Objects.requireNonNull()
このメソッドは、コンストラクタの引数のnullチェック用に用意されたメソッドのようです。
以下のようなDTOがあるとします。
// コンストラクタ public (String msg) { this.msg = Objects.requireNonNull(msg); }
インスタンス生成時にnullチェックすることで早めにエラーを検知する事ができるようになります。引数のmsgがnullの場合はヌルポインターエクセプションが発生します。
Objects.equals()
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