AWS Storage Gatewayを使用してEC2(Windows)にS3マウントする

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前提

EC2(Windows)が用意されていること。

S3バケットを一つ作成していること。

Storage Gateway作成

Storage Gatewayを作成します。

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ここでEC2インスタンス作成する必要があります。※1 このタイミングでEC2インスタンスを作成しておく必要があります。

AWS Storage Gatewayを使用してEC2(Windows)にS3マウントする

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EC2インスタンスのパブリックIPを指定します。

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ゲートウェイ名を入力します。任意の文字列でよいです。

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これでStorage Gatewayの作成完了です。

SMB設定

今回はEC2がWindowsなのでSMBの設定を行います。

ゲートウェイを選択して「アクション」ー「SMB設定の編集」をクリックします。

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6文字以上のゲストパスワードを入力して「保存」、「閉じる」を押して完了です。このパスワードはnet useコマンド実行時に使います。

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EC2インスタンス作成 ※1

インスタンスタイプがm4.xlarge以上のインスタンスタイプが推奨です。

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パブリックIP割り当てます。

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ルート以外のEBSが一つ必要です。

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httpのポート80,smbのポート445を解放します。

AWS Storage Gatewayを使用してEC2(Windows)にS3マウントする

これで完了です。

ファイル共有

ファイル共有の設定を行います。

AWS Storage Gatewayを使用してEC2(Windows)にS3マウントする

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「Amazon S3 バケット名/プレフィックス名」欄にマウントしたいS3バケット名を入力します。

今回はEC2がWindowsなので、サーバーメッセージブロック (SMB)を選択します。

ゲートウェイは先ほど作成したものを選択します。

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「認証方法の選択」がデフォルトはADになっているので「ゲストアクセス」にします。

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「ファイル共有の作成」を押して作成完了です。

以下、「ファイル共有の詳細」です。ここにnet useコマンドの記載があります。

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EC2(Windows)で操作

あらかじめ用意しているEC2(Windows)にリモートデスクトップで接続します。

ファイル共有の詳細に記載があったnet useコマンドをコマンドプロンプトから実行します。

net use D: \\192.168.2.154\bucket-name /user:sgw-20211A11\smbguest

ここではDドライブにマウントしています。これでDドライブがS3バケットにマウントされるようになります。

さらにC:\logsなどをマウントしたい場合はシンボリックリンクでlogsを作成すればC:\logsがS3バケットにマウントされるようになります。

mklink /D C:\logs D:\

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